RPA導入前に知っておきたい!今すぐ実務で使えるRPAを誰でも開発できるためのポイントとは?

弊社では2018年から社内でRPAを導入してきました。本ページに掲載のRPA比較一覧表のRPAもいくつか導入しましたが、様々な課題があり実用化に至りませんでした。例えば、RPAが日本語対応をしておらずプロセスが複雑であったことや操作研修ばかりでRPAを活用する目的が明確化されなかったこと、他のRPAと比較して実務的にできることが限られたことなどの問題がありました。
その中で、「WinAutomation」(Softomotive社製。2020年5月MicrosoftがRPAベンダーのSoftomotiveの買収。現在はPower Automate Desktopに機能が組み込まれている)に出会い、社内のRPA推進が大きく加速しました。

そして、現在は「Power Automate」を活用し、日常レベルでRPAの開発が進んでいます。会計担当者や営業アシスタントなどSEではない者が自分の業務改善のためにRPAを手軽に開発するのです。

様々なRPAを導入した結果、実務レベルでのRPA活用に至ったポイントを3つご紹介いたします。

まずは価格が安いことが必要条件です。
月額5万円10万円といったRPAでは、社内で何台も同時に気軽に稼働させることができず、普及スピードが上がりません。
Microsoftの「Power Automate Desktop」が、月額4,000円という破格の料金で、高額なRPA以上の性能があることは、決定的に成果の違いを生みます。各RPAの違いは下記の表をご覧ください。

RPAソフト23種比較一覧表

No. ツール名 提供会社 種類 無料トライアル 初期費用 月額料金
1 Autoジョブ名人 ユーザックシステム株式会社 RPAツール - - -
2 RaQubo(ラクーボ) 株式会社デジタルワークス RPAツール あり 200,000円 50,000円~
3 Uipath StudioX Uipath株式会社 RPAツール あり 要問い合わせ 要問い合わせ
4 CLOVA OCR(クローバOCR) LINE株式会社 AI-OCR あり - 3,000円~100,000円
5 AI-OCRソリューション 株式会社JSOL RPAツール+AI-OCR あり ~200,000円 30,000~200,000円
6 SynchRoid(シンクロイド) ソフトバンク株式会社 RPAツール あり - 年額60万円〜
7 クラウドRPA「BizteX cobit」 BizteX株式会社 RPAツール あり - 100,000円
8 RPAロボパット 株式会社FCEプロセス&テクノロジー RPAツール あり - 40,000円~120,000円
9 パトロールロボコン 株式会社コムスクエア サーバー監視RPAツール 要問い合わせ - 要問い合わせ
10 CELF RPAオプション SCSK RPAオプション あり - 年額35,000円(1端末)
11 SMART Message BOT ネオス株式会社 チャットボットRPAツール あり 1,560,000円 利用者に応じて相談
12 HRRobo For SAP HCM 株式会社オデッセイ SAP人事用RPAツール なし - 要問い合わせ
13 BizRobo RPA テクノロジーズ株式会社 RPAツール なし - 要問い合わせ
14 業務自動化ソリューション - ipaS 株式会社デリバリーコンサルティング RPAツール サンプル対応 - 要お見積
15 NaU DSP なうデータ研究所 金融機関向けRPAツール なし - 要問い合わせ
16 DAiKO RPA Powered by おまかせRPA 大興電子通信株式会社 導入サポート 要問い合わせ - 要問い合わせ
17 NOC RPAサービス(WinActor) NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社 導入サポート - - -
18 WinActor導入支援 日本ワムネット株式会社 導入サポート あり - 要お見積
19 LoBoT ピーシーフェーズ株式会社 EPAツール(顧客対応自動化) なし 200,000円 50,000円
20 Rebot(リボット) 株式会社Resola EPAツール(顧客対応自動化) なし 100,000円 50,000円
21 Sprocket 株式会社Sprocket CAツール(Web接客) デモで対応 - 150,000円~
22 Make Leaps メイクリープス株式会社 CAツール(請求書発行) あり - 個人500円〜
法人800円〜
23 MotionBoard Cloud ウイングアーク1st株式会社 CAツール(BI) あり - 30,000円~

※掲載情報は2020年10月時点で弊社が確認したものであり、情報に変更がある場合もございますので、ご了承ください。

「RPA:Robotics Process Automation」
「EPA:Enhanced Process Automation」
「CA:Cognitive Automation」

最近のRPAは、日本語対応をしているものも数多く出回っていますが、PowerAutomateの利点はなんと言っても接続できるサービスの多さです。下記の画像に参照している、Microsoft、Google、Twitter、InstagramなどMicrosoft以外のサービスにも対応しており、432種類ものサービスやアプリケーション同士を簡単に連携できます。

この手軽さにより、SEなど専門知識を持った人やRPA開発のための専任者を置かなくても、社内の各部署で気軽にRPAを使うことが可能です。Excelを使う感覚で誰もがRPAを使用できて初めて絶え間ない業務改善をもたらすと言えます。

Power Automate を使用して接続できるサービスの一例

社内で毎週30分のRPAミーティングを行っています。ミーティングにはRPAのメイン開発者をリーダーとして置き、参加者は会計担当者、営業アシスタント、バックオフィス担当者など8名程度が参加し、部署も業務もバラバラです。

ミーティングではRPA開発の成果報告を全員が行い、開発でのつまづきや困ったこと、成功事例、次の開発のアイデアなどの情報が共有されます。別の人の開発事例を聞くことで自身の業務活用のヒントや開発スピードの向上にもつながるなど、様々な成果が生まれます。

ぜひ皆様も、RPAミーティングを実施なさってください。

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