PowerAutomate
PowerAutomate(パワーオートメイト)を聞いたことはありますか?
PowerAutomateとは、Microsoft社が提供しているRPA(ロボティック プロセス オートメーション)サービスで、タスクを自動化することが出来ます。
時間や手間のかかる反復的な単純作業などを削減することで、より付加価値の高い業務を行うことができ、生産性の向上・業務効率化につながります。
PowerAutomateの特徴はいくつかあり、代表的な5つをご紹介します。
- ローコードで誰でも気軽にはじめることができる
- 便利なテンプレートが数多く用意されているため、近しいテンプレートをもとに作成が可能
- コネクタ(連携できるサービス)が数百種類以上
- モバイルデバイスからでも自動ワークフローの作成や稼働、管理ができる
- 他のRPA製品と比べても安価で内容が充実
PowerAutomateで作成したフローが稼働する方法は、主に3種類あり、フローによってそれぞれ最適なものを選択します。また、事務的な作業こそ自動化することをおすすめします。
「ファイルを保存したとき」などのきっかけをもとに稼働するフロー
例)・メールの添付ファイルを特定のフォルダに保存する
・フォームに回答があったら、回答内容をエクセルに入力する
手動で実行ボタンをクリックして稼働させるフロー
例)・Webページからデータを保存または印刷する
・アプリケーションやWebページに入力する
スケージュール設定で稼働するフロー
例)・リマインドを受け取る
・定期的に送信しているメールを自動送信する
上記のようなことがPowerAutomateで自動化することができ、今まで費やしていた業務時間が0分になる場合もあります。業務効率化だけではなく、業務負担の減少、ヒューマンエラー防止等にも役立ちます。
朝礼のリマインドメール
弊社では毎日朝礼をWeb会議を使用して、全社員自席で行っております。朝礼の司会担当は当番制で、司会担当は、必要なファイルを画面共有をする必要があります。
そこでPowerAutomateを使用し、朝礼当番の前日・当日に必要なファイルのリンクを挿入したリマインドメールで送ることで、円滑に朝礼を始めることが出来ています。
補助金・助成金の判定
国や自治体が行っている補助金・助成金の申請条件にお客様が該当するのか前期データを見比べ、判断している会計事務所様、多いのではないでしょうか?
しかしお客様ごとに分析するのは、大変時間と手間がかかります。
そこで申請条件に該当しているのか自動判定できるフローを作成しました。人は確認作業のみとなり、すぐにお客様にご提案することができるようになりました。
通知書やお知らせなどのPDF保存
PowerAutomateを使用して、自動でお客様に関する通知書やお知らせ等をアプリケーションなどからPDFで取得し、該当のフォルダーへ保存しています。
作業時間の手間を省くという業務効率化と同時に保存忘れの防止にもつながっています。
社内回覧メール
案内やチラシなどの社内回覧をする際、今までは総務がPDF化・フォルダーへ保存・メール送信を手作業で行っていました。この作業をPDF化・フォルダーへ保存すると、PowerAutomateが稼働してメールを自動送信できるようにしました。
実際に弊社では1年以上このフローを使用しており、メンテナンスは一切しておりません。
作成したPowerAutomateのフローを販売しております。随時更新していく予定ですので、ぜひご活用ください。購入ストアはこちら
法人番号自動検索フロー
指定のExcelファイルに入力された企業名・企業のエリア(都道府県)をもとに「国税庁 法人番号公表サイト」からその会社の法人番号、住所を検索することが出来るフローです。
このフローに関する記事はこちら⇒https://dspport.jp/powerautomate/hojinbangoflow/
かがわ電子入札システム案件情報自動取得フロー
このフローは、「 かがわ電子入札システム 」の案件情報から自動で公告日が昨日の日付の案件を取得し、調達案件名称や工事(業務)場所などの詳細を入力した Excel を作成出来るフローです。
このフローに関する記事はこちら
⇒https://d-spport.jp/powerautomate/nyusatuflow/
PowerAutomateを導入したけれど、うまく活用できていないといった事務所様向けのPowerAutomate教室を予定しております。ぜひご参加ください。
概要 | 初心者向けのPowerAutomate教室 |
料金 | 5万円 |
研修時間 | 1時間 |
条件 | 1社あたり2名様まで PowerAutomateを導入している事務所 |
問い合わせ サポート期間 | 1ヶ月無料(その後月額1万円 ※ChatWorkでの対応のみ) |